田中です。
昨日、テレビで見た話なのですが、気になったので紹介します。
とある九州の電気設備やさん。
この会社は即戦力を必要という方針のもと、社員は中途採用をしていました。
あるとき、社長さんが、何人もの社員さんから、「うちは高卒の新卒採用はしてないのですか」と聞かれ、
不思議に思って理由を聞いてみると、
ガソリンスタンドで働いている高校生に、そのようなことを聞かれたということ。
それで社長さんはその高校生を呼び、なぜうちで働きたいのか、と尋ねてみると、
「御社の車がガソリンスタンドへ給油に来るのをよく見かけるが、車内がキチンと整頓されていて、
そういう会社は業務内容も丁寧に違いない、そんな会社で働きたい。」と答えた、というのです。
その会社は以前、経営状態が良くなかった時期があったそうで、
社長さんはその時いろいろ思い悩んだ結果、「あいさつ」をしっかりとする、
というアクションを全社で取り入れたそうです。それは挨拶をするときに、ハイタッチをするというもの。
それが結果的に社内のコミュニケーションを活発にし、
どうすれば仕事を効率よくこなせるか、という議題も意見が交わされました。
で、車内の整頓をするべきだ、という結論に至り、車内が美化された。
だからかどうかはわかりませんが、現在は経営も安定しているそうです。
もう少し続きはあるのですが、、、この辺で。
人として基本的な「あいさつ」「整理整頓」 これがやはり大事なのだろうなあ、と感じたことと、
そこを志望動機としてあげてきた高校生(高校生ですよ?)の目の付け所、素晴らしいと思います。
彼は見事(当然そうなりますよね)内定をもらい、新入社員として働いているとのこと。
翻って自分のデスクを見てみると…年度末の攻防がまだ見て取れる状況。。
まずは整理整頓、していかなきゃなあ、と思ってしまいました。反省。
小さなことからコツコツと、ですね。