世界には、いろんな国がある、というのを最近肌で感じています。
というのも、我が家の息子(小2)が、世界の国と首都、国旗を覚えることにハマっておりまして…
以前、地球儀と、「世界の国旗」という本を買ってあげたのがきっかけです。
【シーン1】
とある日曜の午後。
子「なーなー、首都当てクイズやるで。問題出して!」←クイズ大会開催は既に決定済
私「えー、めんどくさいからイヤ」←実は朝からすでに2、3回つきあわされているから
子「やってやってやってやって!」
私「(あーもううるさいなあ…)しゃーない、やったげるわ。じゃあ、アメリカは?」
子「そんなんイヤや。別の国にして」←簡単すぎてプライドを傷つけられ、ご不満の様子
私「じゃあ、モンテネグロ」
子「ポドゴリツァ」
子「国旗は赤地に鷲の紋章やで」←お気に入りの国旗のひとつです
私「セイシェル」子「ビクトリア」
私「マダガスカル」子「アンタナナリボ」
私「セントビンセント及びグレナディーン諸島」子「キングストン」
私「(なんやねん、全部即答かよ、むかつく!)アンティグア・バーブーダ」
子「そんなんセントジョンズに決まってるやん」
私「(いつかぎゃふんと言わせてやるからな!) すげーやん!」
…
…
このやりとりがしばらく続きます。
まあ、よく覚えたなとは思いますが…ひとりでやってくれよ、もう。
車でどっか出かける時は、車乗ってから目的地に着くまで、ずっとやらされます。
おかげで、結構な国と首都を覚えましたよ。
最近は、国を聞いて首都を答える、という形式に飽きてきたらしく、
新しい形式もお気に入りです。
【シーン2】
とある日曜の車中。
私「じゃあ、『ロ』から始まる首都は?」
子「なんこある?」
私「4個やわ」
子「んー…ロメやな、まず」
私「(まずそこかよ。。どこやねん?)それ、どこの首都?」
子「そんなんトーゴに決まってるやん」
私「へー。(言われてもわからんわ) あとは?」
子「あと、ロゾー!」
私「(それはどこの国?まあいいわ、スルーしよ)あとふたつやで。はいどこ?」
…
…
子「わからん」
私「(勝ち誇った顔で)イギリス!」
子「あーーー!ロンドンかー……」
私「もう少し修業が足りへんみたいやな。お勉強しなさい。もういっこは、イタリア」
子「ローマか…」
私「(終わりにできるチャンス!)じゃあ、しばらく勉強しとけ。(ドヤ顔で)わっはっは」
最近では、テレビでニュースなんかを見てたりすると、
あ、シリアや、ダマスカスやな、とか、北朝鮮はピョンヤンや、
など、どの国のことか分かったりするようになりました。
素敵なことだなあと思います。これをきっかけにして、
世界に目が向くようになったり、世の中で何が起こっているか敏感に感じとれる、
ワールドワイドな人間になってほしいなあ、と思います。
と同時に、自分も知らないことがたくさんある、
人生勉強だなあ、と思ったりもする今日この頃です。
田中