私は、札入れと小銭入れを別にして使っています。
今使っているものは、いつ買ったものやら、、、覚えていません。
長いこと使っているとやはり古くなってきて、それはそれで味が出ていいのですが、
小銭入れの裏張りが破れてしまって、そこに小銭が入ってしまうため具合が悪く、替えようかなと思っていました。
そんな折、家族でショッピングモールに行きました。
財布売場を通りかかったので、私が足を止めて、
「小銭入れが古くなってきたから、新しいのほしいなあ」と言ったら、
上の子(小4)が、「そしたらボクが買ってあげるわ!お年玉でママと一緒に買ってあげる!」
と言い出しました。
いいなと思った小銭入れは、財布としてはさほど高いものではありませんでしたが、
彼のその気持ちが嬉しかったです。
「そんなん、自分の欲しいもん買ったらええやん、せっかくのお年玉なんやし」
と言ったのですが、
「僕、そんな今欲しいものないねん。だから買ってあげる」とのこと。
パパにこれ買ってあげたら、パパは喜ぶだろうな、と思っての言葉なんでしょうね。
弱冠10歳にして、人にものを贈る喜びを知っているとは、
我が息子よ、なかなか侮れないな。
些細なことでもいいので、
他の人が笑顔になるような言葉や行動が、さりげなくできる人になっていってほしいな、
と思います。
T.H