すこし前のMのブログの続きのようになってしまいますが…。
阪急電鉄中津駅側から見た大阪梅田の裏側。
一番左に覗いている赤い円がHEPの観覧車で、その手前に大きく写っているのがインターコンチネンタルホテル。その横がグランフロントの北館と南館。その奥に見えるのがJR大阪駅とルクア大阪です。さらに右はハービスプラザエントで奥が多分ブリーゼタワーですかね。(適当)
暗くて分かりにくいですが、一番手前に見えるのが梅田貨物線と呼ばれるJRの線路で、これに沿ってまっすぐ歩くと梅田スカイビルに到着します。
阪急中津周辺は昼夜通して人通りもあまりなく、線路を挟んだ向こうとこちら側とはまるで別世界。
そんな場所から遮るものがない開けた視界でこの景色を見渡せるのは、このあたりの清濁併吞な空気感を表しているかのような趣があり、このあたりに来た際はボロボロのフェンス越しに光の渦を見上げながら線路脇を歩くのが好きでした。
今、この線路と旧貨物駅が取り壊されている真っ最中で、日々地下化作業が行われています。
なにわ筋線という新しい地下鉄が建設予定で、その開業に先立って、2023年この場所に北梅田駅が開業します(なにわ筋線開通は2031年予定とのこと)。この一帯は綺麗に整備され、大きな新駅ビルが建ち、公園が作られる予定になっています。
便利になるよりもこの粋な景色が失われてしまう淋しさのほうが先立ってしまうのは身勝手ないち市民の意見でありますが、そんなセンチメンタルな思いとはよそに、梅田最後の再開発は今日も進んでゆくのでした。
N.A