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2018/11/19

スタッフブログ

牡蠣

今年の冬は暖冬となる見込みとのことですが、これは2年ぶりに発生したエルニーニョ現象の影響だと言われています。

もう11月半ばかと思えない程、体感でも暖かいなと感じる毎日です。

さて、冬の味覚といえば、そう、牡蠣です。牡蠣の総生産量は広島県が60%を占めていますが、生食用牡蠣は宮城県が日本一。

宮城県の養殖場は全域が生食可能な海域に指定されています。

海と山が共存する環境の中でじっくり育つため、ミネラルが豊富で濃厚な味わいなのが特徴です。

私は宮城県で学生時代を過ごしていたため、牡蠣はとても馴染みのある食べ物です。

「東京でも宮城の味を楽しみたい」

そんな夢を叶えてくれるお店が会社の近くにあり、後輩に付き合ってもらいました。

平日にもかかわらず、お店は満員御礼の大盛況です。

こちらのお店は石巻から直送された牡蠣が看板メニューですが、他にも東北地域のおいしいものがたくさんありました。

テーブル一杯に並べられた東北の地酒と海の幸に感動が止まりませんでした。

牡蠣とお刺身にはやっぱり日本酒、これ間違いないです。

そういえば、ホヤという食べ物はご存知でしょうか?

私の大好物です。

関東から西側だと言葉すら聞くことがあまりないかも知れません。東北では水族館に展示室が設けられるほどメジャーな食べ物です。

お刺身・酢漬け・天ぷらなどどんな調理法でもおいしく、お酒の肴として最高です。

東日本大震災からもう間もなく8年になろうとしています。

現在、医療施設・学校施設や、災害公営住宅などの整備は概ね完成へ向かっているそうです。

仕事で東北の復興事業に携わる機会が何度かありましたが、住宅などにコミュニティー形成のための集会所などが設けられていたり、

ペットを家族として大切に守るための設備が整っていたりと、都会ではあまり見かけない造りで、とても勉強になりました。

建築物には地域の特性が出ているものが多くあります。

一つ一つの物件に興味や疑問を持ちながら経験を重ねていきたいと思います。

そして、東北の水産事業復興のために、これからも牡蠣とホヤを愛したいと思います。(ただ食べたいだけ)

M.Y