私は屋根・外壁などの外装仕上と、扉・窓などの開口部の積算業務をしています。オフィスの事務関連の業務も請け負っています。
建築積算の仕事は、いろんな物件の図面を見ることが出来るので、自分がその建物内に入ったら・・・と想像を膨らませるのが楽しいです。病院や庁舎などの官庁物件や、マンションや倉庫などのゼネコン物件など、様々な用途の建物に関わる仕事が出来るのも魅力的だと思います。実際関わった物件が完成し、実際に自分の目で見た時に、すごく達成感があります。
実は就職活動時、事務職として応募しました。私は高校・大学と建築に関係のない会計学を専攻していたため、業界問わず事務職として募集している企業を探していました。当時は建築業界をあまり調べておらず、積算という分野があることも、その時に知りました。会社説明会や、面接のときの雰囲気がとてもよくて、思い切って建築の世界に飛び込んでみることにしました。
関わった物件が雑誌の特集で掲載されていた時に、その物件の仕上材や納まりについて、同僚たちと色々話をすることがありました。その時に、思った以上に自分には建築知識が身についていると実感することがあり、とても嬉しかったです。また同時に、これからも日々最新情報が入ってくるので、より建築知識を深めようと再認識した出来事でした。